LA28五輪バスケの出場権:男女12枠の決まり方と日本代表が通る予選ロードマップ
出場が決まっているのは開催国アメリカだけ。男子はカタールでのワールドカップ2027と2028年の五輪予選、女子は2028年2月の女子五輪予選で枠が争われます。日本代表の道筋を予想抜きで整理しました。
更新日 2026年10月9日
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LA28出場権の要点
LA28の出場枠は男女各12、確定はまだアメリカだけ
ロサンゼルス五輪のバスケットボール(5人制)に出場できるのは、男女それぞれ12チームです。2026年10月9日時点で出場が事実上決まっているのは、開催国であり、2026年の女子ワールドカップ王者でもあるアメリカだけ。男子のアメリカも開催国枠を持っていますが、FIBAの資料では開催国枠は2027年のFIBA中央理事会の決定を経て正式に確定する扱いです。
つまり、日本代表を含むほかのすべての国は、これから2年近くかけて続く予選を勝ち抜かなければなりません。このページでは、FIBAが2026年5月12日付で公表した出場資格システムをもとに、男女の出場権の流れを時系列で整理します。誰が勝つかの予想はしません。「どの大会で、何枠が懸かっているか」を知るためのページです。
LA28男子:ワールドカップ2027が最大の関門
男子の12枠は次のように配分されています。
| ルート | 枠数 | 時期・内容 |
|---|---|---|
| 開催国 | 1 | アメリカ(2027年のFIBA中央理事会の決定が条件) |
| FIBAワールドカップ2027(カタール) | 7 | 2027年8月27日〜9月12日。アフリカ1、米州2、アジア1、欧州2、オセアニア1 |
| 五輪予選トーナメント(4大会) | 4 | 2028年6月26日〜7月2日。各6チーム、優勝チームのみ出場 |
ワールドカップでは地域ごとに五輪の枠が割り当てられ、アジアの枠は1つです。開催国アメリカがワールドカップで米州の上位2チームに入った場合、その米州の枠は次点の米州チームに回ります。
ワールドカップで五輪の切符をつかめなかった国にとっての最後のチャンスが、2028年6月26日から7月2日に開かれる4つの五輪予選トーナメントです。6チームずつで争い、出場できるのは各大会の優勝チームだけという狭き門。開催地は2026年10月9日時点で決まっておらず、FIBAの資料によれば組み合わせ抽選の後に開催地が選ばれる流れです。五輪本番(男子のグループフェーズは7月13日開始)の直前まで出場国が確定しないことになります。
このほか、2027年8月14日から22日には五輪プレ予選が行われ、34チームが参加して5チームが勝ち上がります(アフリカ1、米州1、アジア・オセアニア1、欧州2)。
LA28女子:11枠を2028年2月の予選で争う
女子は、開催国アメリカと、2026年女子ワールドカップの優勝国が直接出場する仕組みでした。2026年9月4日から13日にベルリンで行われた女子ワールドカップでは、アメリカが決勝でフランスを97-79で破って12回目の優勝(5連覇)。大会MVPはブレアナ・スチュワート、3位はスペイン(ドイツに81-58)でした。総観客数は大会記録の23万6,015人です。
優勝国と開催国が同じアメリカになったため、FIBAの規定により直接出場はアメリカ1チームのみとなり、残る11枠はすべて女子五輪予選で決まります。
- 女子五輪予選:2028年2月10日〜13日。16チームが4チームずつ4大会に分かれ、各大会の上位3チームが出場権を獲得(アメリカが入る大会ではアメリカがその1枠を占める)。
- 予選につながる大会:2026年8月17日〜23日の女子五輪プレ予選、ユーロバスケット女子2027(6月16日〜27日、ベルギー・フィンランド・スウェーデン・リトアニア共催)、アメリカップ、アジアカップ、アフロバスケット2027。
日本男子のLA28への道筋
八村塁や河村勇輝といった選手の名前とともに、日本男子のLA28出場を願うファンは多いでしょう。ただし代表メンバーは何も決まっておらず、誰が選ばれるかもここでは予想しません。制度の上で日本男子に開かれている道は、大きく次の2つです。
- ワールドカップ2027でアジア最上位になる:カタール大会でアジアに割り当てられた1枠をつかむ。そのためにはまずワールドカップ本大会に出場していることが前提です。
- 2028年の五輪予選トーナメントで優勝する:6チームによる大会で1位になる必要があります。どの国がどの大会に入るか、開催地はどこかは未定です。
ワールドカップ2027は2027年8月27日から9月12日。日本とカタールの時差は6時間です。大会の試合時刻はまだ発表されていないため、観戦計画は公式日程の発表を待ってからにしましょう。アジアの1枠がどの国に渡るかは、ワールドカップでのアジア勢の最終成績によって決まります。
日本女子のLA28への道筋
日本女子にとっての本番は、2028年2月10日から13日の女子五輪予選です。16チームの中に入り、4チームの大会で上位3位以内に入れば出場が決まります。そこへ進むための前段階として、アジアカップなど大陸の大会が位置づけられています。2026年8月の女子五輪プレ予選の結果は、本ガイドの情報源には含まれていません。
女子は男子に比べて「4チーム中3チームが通過」という予選の仕組みですが、どの国と同じ大会になるかで難易度は大きく変わります。組み合わせが発表されたら、当サイトでも整理する予定です。
時系列で見るLA28予選カレンダー
| 時期 | 大会 | 対象 |
|---|---|---|
| 2026年8月17日〜23日 | 女子五輪プレ予選 | 女子 |
| 2026年9月4日〜13日 | 女子ワールドカップ(ベルリン):アメリカ優勝 | 女子 |
| 2027年6月16日〜27日 | ユーロバスケット女子2027 | 女子 |
| 各大会の日程による | アメリカップ、アジアカップ、アフロバスケット2027 | 女子 |
| 2027年8月14日〜22日 | 五輪プレ予選(34チーム→5チーム) | 男子 |
| 2027年8月27日〜9月12日 | FIBAワールドカップ2027(カタール):7枠 | 男子 |
| 2028年2月10日〜13日 | 女子五輪予選(4大会):11枠 | 女子 |
| 2028年6月26日〜7月2日 | 男子五輪予選トーナメント(4大会):4枠 | 男子 |
| 2028年7月12日 | LA28バスケ開幕(女子グループフェーズ) | 男女 |
開催国アメリカの体制とLA28チケットへの影響
USAバスケットボールは、2025-28年の男子代表ヘッドコーチにエリック・スポールストラ(マイアミ・ヒート)を任命しました。選んだのは男子代表のマネージングディレクター、グラント・ヒル。女子代表のヘッドコーチは、スー・バードが選んだカーラ・ローソン(デューク大学)で、2026年ワールドカップ優勝に導きました。ただし男女ともLA28のロースターは発表されていません。
チケットの観点で大切なのは、出場国が決まる前にチケットを選ぶことになる点です。LA28のチケットは国ではなくセッション(日時と会場)単位で販売されており、2027年中は、男子の五輪予選トーナメント(2028年6〜7月)で決まる4枠が未確定のままです。「日本戦」を狙い撃ちすることは、現時点では制度上できません。当サイトのメール通知に登録すると、LA28のバスケットボールのチケット販売が始まったとき、そして新しい販売段階が発表されるたびにお知らせします。
LA28予選のよくある質問
日本男子がロサンゼルス五輪に出るには?
ワールドカップ2027でアジアの1枠をつかむか、2028年6月26日〜7月2日の五輪予選トーナメントで優勝する必要があります。
日本女子のLA28出場はどう決まる?
2028年2月10日〜13日の女子五輪予選(4チーム×4大会)で、各大会の上位3位以内に入る必要があります。
バスケW杯2027はいつ、どこで?
男子のFIBAワールドカップ2027はカタールで、2027年8月27日から9月12日に行われます。
五輪バスケのアジア枠は何枠?
男子はワールドカップ2027を通じたアジアの枠が1つです。ほかに五輪予選トーナメントでの4枠があります。
女子W杯2026で優勝したのは?
アメリカです。決勝でフランスを97-79で破り、12回目の優勝を果たしました。
アメリカ代表のメンバーは決まった?
いいえ。ヘッドコーチは男子がエリック・スポールストラ、女子がカーラ・ローソンですが、LA28のロースターは発表されていません。